鳥海山  2237m  2006年6月10日

クリ−ンクラブの鳥海山登山ツアーに参加。17人のパーティ。日本海側は雨。午前中には回復との天気予報に期待して鉾立登山口を出発。例年なく残雪が多く、登山開始10分のところでアイゼンを装着。視界は30m程度で強風と雨、山開き前時期なので登山コースの目印もわかりにくい。ハードな登山となった。我々以外のパーティは引き返したようだ。御浜神社を過ぎると尾根道になり雪解けの跡に高山植物が芽を出していた。千蛇谷コースを登る予定で居たが、残雪が多く中止。尾根コースにルート変更し、文殊岳 伏拝岳 行者岳から頂上を目指した。尾根道は鳥海山特有の強風に見舞われ(風速20m以上、歩行が困難な場所も遭った)、何度も引き返そうかとリーダは考えていたという。七高山分岐の頃から天候が少し回復し、新山が見えてきた。残雪が多く、コースが判り難い。リーダーがコンパスで方角を定め、なんとか頂上着。風下で弁当を広げ休憩。下りは千蛇谷コースが利用できそうなので大物忌神社で経由、下山開始。途中、霧で七五三掛コースに戻る道が発見できず、持参のGPSが役立った。七五三掛で小休止。ここからは天候も回復し、時々高山植物や景色を撮影しながら、鉾立に無事下山。途中で出会った高山植物はショウジョウバカマ コメバツガザクラ イワカガミ シラネアオイ マイヅルソウ オオバキスミレ イワベンケイ シナノキンバイ ミネザクラ ハクサンイチゲ コバイケイソウの幼葉 ミツバオウレン。登山口の売店が開いていたので、登山バッジとビールを購入し、登頂を祝した。

6月9日  高崎発21:30→前橋経由→象潟(きさがた)

6月10日 鉾立5:00→準備→鉾立登山口発5:36→雪渓有りアイゼン装着→賽ノ河原通過7:03→御浜(おはま)神社着7:53 小休止 発8:04→扇子森通過8:20→千蛇谷(せんじゃたに)分岐通過8:54→文殊岳通過9:46→伏拝(ふしおがみ)岳通過10:20→行者岳通過10;39→七高(ひちこう)山分岐通過10:58→新山頂上着11:28 昼食 休憩 発12:00→大物忌(おおものいみ)神社着12:27 発12:37→千蛇谷コース雪渓を下る P1692mでコースアウトに気付く 13:28 GPSで修正 P1815mへ戻る 13:46→千蛇谷分岐通過14:03→七五三掛(しかけ)着14:03 小休止 発14:18→御浜神社着15:17 休憩 発15:31 鉾立登山口着16:43→象潟の潮さい(0184‐43‐3135)に泊

6月11日 潮さい発8:30→蚶満寺(かんまんじ)見学→酒田土門拳記念館→前橋着19:30→高崎着20:00