北アルプス裏銀座縦走  2005年8月4日〜8日

薬師岳  2926m  2005年8月4日

高崎を午前0:30出発し、有峰経由、登山口の折立に到着。準備後太郎平小屋がある太郎兵衛平に向う。小屋で休憩の後、薬師沢キャンプ地→薬師平のお花畑をみながら→薬師岳山荘に到着。山荘に荷物を置き、薬師岳をピストンする。天候が悪く雨具着用の登頂となったが、頂上付近は時々雲も切れ視界が開けた。頂上で写真撮影後山荘に戻り、泊。トイレ設備悪く、水は雨水使用。登山バッジは薬師岳山荘で購入。


黒部五郎岳  2840m  2005年8月5日

薬師岳山荘を午前5:00に出発し、太郎平小屋に戻る。太郎兵衛平は人気のあるところなので大勢の登山者でいっぱい。水を補給して黒部五郎岳に向う。北ノ股岳、赤木岳の稜線に咲く高山植物の花畑と雄大な山並みに、裏銀座の素晴らしさを堪能。中ノ俣乗越で休憩の後、本日最大の登りとなる黒部五郎岳の急登に挑む。五郎ノ肩に荷物を置き、黒部五郎岳を往復。五郎の肩に下山後、カールのコバイケイソウの群落やお花畑を眺めながら食事をとり、カール下の水場でおいしい水を補給し、黒部五郎小舎に向った。15:00到着。早朝星を見に起きたところ、満点の星空・・・天の川もはっきり見えた。登山バッジは黒部五郎小舎で購入。


鷲羽岳  2924m  2005年8月6日

黒部五郎小舎を午前5:30に出発し、黒部乗越まで急登し、三俣蓮華岳に登る。途中雷鳥の大群に出会った。三俣山荘にて休憩の後、鷲羽岳の急登に挑む。鷲羽岳 ワリモ岳を縦走 岩苔乗越で昼食し、祖父岳に向う。祖父岳からの展望は素晴らしく、小休止の後、キャンプ地の雷岩で水を補給し、一路雲ノ平山荘に足を運ぶ。16:00着。夕食の石狩鍋は皆に好評。登山バッジは三俣蓮華小屋で購入。


水晶岳  2986m  2005年8月7日

本日の行程は長いので午前4:40に山荘を出発。昨日のコースを岩苔乗越まで戻った。祖父岳からは槍ヶ岳 穂高連峰 笠ヶ岳の展望が素晴らしかった。水晶小屋に荷物を置いて水晶岳を往復した。水晶岳の頂上は狭く、写真撮影後、早々に下山した。水晶小屋で大休止の後、野口五郎岳に向ったが、天候が悪化し、雷雨の洗礼を受ける。野口五郎岳 三ッ岳を急いで通り、16:15に、烏帽子小屋に無事到着。登山バッジは水晶小屋で購入。イブキトラノウ コケモモ ミヤマホツツジを記録した。


ブナ立尾根 高瀬ダム

烏帽子小屋を午前6:00に出発。小屋の前で白いコマクサを撮影。ブナ立尾根は急登のコースとして有名だが、我々は下りコースなので快適。濁沢の烏帽子岳登山口に9:00到着。高瀬ダムサイトまで歩き、タクシーで七倉山荘まで行き、迎えのバスに乗り、大町温泉で入浴後帰途。18:30高崎着。高山植物はコース全体で102種観察できたが、名前の判らないものが少しあった。下山中にオヤマボクチを観察した。

8月4日  高崎発0:30→折立発7:15→三角点着9:03 発9:08→太郎平小屋着11:40。30分4回休憩。太郎平小屋発12:10→薬師平通過13:20→薬師岳頂上着15:00 発15:15→薬師岳山荘着15:48 泊

8月5日  薬師岳山荘発5:04→太郎兵衛平着6:18 発6:40→北ノ股岳着8:45 発9:00→中ノ俣乗越着10:05 発10:16→昼食休み0:25→五郎ノ肩着12:21 発12:25→黒部五郎岳頂上着12:42 発12:55→五郎ノ肩13:05→五郎カール水場着13:41 発13:50→黒部五郎小舎着15:00 泊

8月6日  黒部五郎小舎発5:30→黒部乗越着6:52 発6:58→三俣蓮華岳着7:30 発7:45→三俣山荘着8:30 発9:00→鷲羽岳頂上着10:19 発10:47→ワリモ岳通過11:25→岩苔乗越着11:58 昼食 発12:38→祖父岳通過13:20→雲ノ平小屋着16:00 泊

8月7日  雲ノ平小屋発4:40→雲ノ平キャンプ場着5:05 発5:15→祖父岳着6:00 朝食 発6:30→岩苔乗越着7:16 発7:27→水晶小屋着8:10 発8:16→水晶岳頂上着8:54 発9:05→水晶小屋着9:45 発10:00→東沢乗越通過10:40→竹村新道分岐着11:50 昼食 発12:27→野口五郎岳頂上着13:13 発13:45→烏帽子小屋着16:15

8月8日  烏帽子小屋発6:00→三角点着6:51 発6:56→烏帽子岳登山口通過9:02→高瀬ダム着9:30