ひとり言

某月1日  アマチュアー無線は1アマを取って,オーナーロールを取得したら、だんだんアクテビティーが下がってきた。CWが好きでQSOのほとんどはCWだ。残3カントリー(P5 BS7 SV2/A)は当分アクテビティーの見込みがないので熱が入らない。CWの受信技術も危なくなってきた。RIGはいつでも出られるように整備している。

某月2日  定年後、家庭内粗大ゴミにならないようにと、以前から考えていたのが山歩き。手始めに尾瀬の山の鼻から鳩待峠まで歩いたが、途中で息切れしてダウン。1日20本以上吸っていたタバコが良くないーこれが原因だと考え、再三再四挑戦して失敗した禁煙に、またまた挑戦。禁煙ガムのお世話になりながら、なんとかタバコ嫌いに変身できた。勿論、今は吸いたくないし、鉄道も禁煙車に足が向う。おかげで山の鼻、鳩待峠間も45分程度で登れるようになった。禁煙するとご多分にもれず体重が増加、またまた悩みが続く。

某月3日  体重が増加すると下りの時の膝への負担が大きくなる。整形外科の医者を訪ねて相談するが、レントゲンを撮って、膝にヒヤルロン酸入りの注射をしてもらい、湿布薬を貰って、それをせっせと利用するぐらいの療法。劇的な効果は期待できない。やはり体重の減量が効果が大きいと思う。1時期74Kgと増加していた体重も今は70Kg前後、膝には若干良いようだ。65Kg前後に落ちればと思うが、なかなかそうも行かない。今山登りのときは膝周りにキネシオテープを張り、インドメタシン入りの塗り薬をすりこむ。これで1日10時間程度の行動を難なく出来るので、私にはこれがベストと信じている。筋肉がつった時の処置としてツムラの68番を持参するが、これを呑むと少々心臓がドキドキするようだ。

某月4日  ストックを使用しないで、スイスイと足早に下っていく人を見ると大変うらやましい。Wストックを使用すると松葉杖を使っているようで嫌だと言う人もいるが、膝の弱い私にはそれは出来ない。岩場では危険なので収納する。Wストックを使用すると膝への負担が随分軽減されると感じる。登りでは短めに、下りでは長めに調整すると快適だ。必需品の装備となった。妻も使い始めた。

某月5日  山歩きを始めたころは健康のためならどこでも良かったが、少しばかり足に自信がつき始めて、深田久弥の百名山を意識し始めた。友達にはもう年だから、百名山に何座登れるかのチャレンジをしているよ。50座くらい登れたら満足なんだと。しかし、今はすっかり百名山病に取りつかれた。幌尻岳 剱岳 槍ヶ岳 奥穂高岳 北岳 富士山 宮之浦岳 大朝日岳等もなんとか登ってしまった。なんとか百名山を完登したいと考えて、今もオフのトレーニングに精を出している。

某月6日  遠い山に登る時は専門の旅行会社の企画するツアーに参加することもある。この種のツアーはツアーガイドとしてガイドを雇い、添乗員が随行するケースが多い。ここで問題なのがツアーガイドの質だ。山登りのベテラン、コースを熟知したベテランと言うだけで、客のハイカーの気持ちを全く無視して行動するようなガイドがいることだ。岩場であろうと、鎖場であろうと、全員が安全に通り過ぎれたか、必要ならハイカーのサポートをするか、歩行速度が早過ぎないか等の観点でガイドを採点すると、落第と言わざるを得ないガイドもいる。ガイドでありながら、岩場コースでサブザック姿でロープ1つ持参してないガイドに出会うと腹が立つ。

某月7日  旅行会社の中には入社間もない社員を登山リーダにしたてて、ツアーを実行しているところもある。客の緊急事態に対応できる訓練が出来ているか疑問だ。高山植物の名前もほとんど知らないで、客に教えて貰っているの見ると笑止千万だ。

某月8日  旅行会社の企画するツアーに参加する時は、出発の1週間前から天気予報が気になる。晴のマークが、だんだん 曇り 雨となってくると本当に悲しくなる。高山植物の咲く時期なら、雨中の山歩きも悪くはないが、花の季節もすっかり終わった晩秋ともなると、雨の中の山歩きは億劫になる。週間天気予報でぐるぐる変わるのは、コンピューターを駆使した気象庁の予報が、地球温暖化の影響で過去のデータが役立たなくなって来ているのかなあ。NHKの天気予報を見ていると、昨日の予報がなぜ狂ったか解説をしている場面がある。それも良いが、予報の時点でこんな可能性もあるとの解説が欲しい。気象庁データ-を丸読みするような天気予報番組は面白くない。民放も同じだ。気象予報士の個性を出した番組に期待したいと思う。

某月9日  高山植物の知識が全くなかった。250種類程掲載された本を購入し、繰り返し、丸暗記した。受験時代の英単語を覚えた時のように。そしたら山歩きをしながら、記憶した草花と出会えると楽しくなった。仲間から尋ねられた花の名前に答えられたりすると内心うれしい。しかし1年過ぎるとかなり忘れてしまうので、またやり直しだ。本当に年はとりたくないね。

某月A日  百名山の登山バッジを収集している人が意外に多い。1個400円前後が普通だが、中には1個 800円と高いところもある。仕入れする数量にもよるだろうがちょっと高すぎませんか。今まで登った山で天城山の万三郎岳のバッジはお目にかかったことがない。

某月B日  IC化になる前の、トランジスタで制御回路を組み立てていた、1980年代以前の電気製品は取扱説明書の中に回路図や部品配置図が添付されている製品がある。このタイプの製品はアマチュアー無線をやる連中には格好の修理対象品だ。メーカーのサービスセンタに問い合わせても修理不可の返事が普通。しかし秋葉原に行けば代替部品も入手できるし、故障原因も大抵推定できる。趣味として修理が可能なのである。語学訓練用に購入したソニー製のテープレコーダーは修理不可で帰ってきた時、回路図をメーカーから頂き、自分で修理した。今も現役で活躍している。松下製の18インチTVも修理してゲーム用のマシンとして健在だ。もったいない!

某月C日  庭木の剪定は今まで自分でやってきた。年を重ねるとバランス感覚が衰えるので、今年の剪定では全般的に木の高さを低く、切ってしまった。脚立に高く上らなくてもよいので楽になったが、形が悪くなった。年なので仕方がないと諦めている。

某月D日  いい年してなぜ山に登るのだとよく友達に言われる。急登あり、岩場あり、時には鎖 梯子がある登山コースを歩いている時は、苦しさに耐えながら、怪我をしないように、同行の人に迷惑をかけないように、早く地獄の苦しみから抜け出したいといった境地だ。頂上に着くと、今までの苦しみがサット消えて、極楽浄土に到着した気分、このさわやかな気分が忘れられない。これが山に登る楽しみだと私は思う。そして健康に感謝し、また次の山に登るべく体力の向上に努めるのだ。ゴルフもよくやったが、バディーやナイスショットの時の気分とは異なる深い感動、これが山の魅力かなあ〜。

某月E日  登山クラブの主催するツアーに参加する際はカメラの撮影を制限せざるを得ない。行動中は素晴らしい展望や珍しい草花に出会っても、写真撮影をしたりする、と隊列を乱すことにもなるので遠慮することになる。写真撮影は休憩タイムに集中してしまう。今回ホームページを作成していた時、撮影した写真が偏っているのでどのイメージを掲載するか悩んだ。個人で山歩きをする時は天気や花の咲く時期にも左右されるが、素晴らしい景色やたくさんの高山植物に会えると写真撮影の楽しみが味わえる。
今まで登った山でたくさんの高山植物の花に会えたのは、北から大雪山旭岳の姿見平 幌尻岳のカール近辺 東北の早池峰や月山 地元の尾瀬ヶ原と至仏山高天ヶ原 北陸の白山 北アルプスの黒部五郎岳のカール 南アルプス北岳等が記憶に残っている。これらの山で撮影した花の写真を中心に「高山植物との出会い」のページを追加した。

某月F日  HPにリンクさせて頂いている小林尚礼さんが「梅里雪山17人の友を探して」の単行本を発行した。京都大学学士山岳会の痛ましい遭難、その遺体捜索を通して実践した人類愛、自然愛のドラマ。勤めを辞めてフリーカメラマンに転職した写真の構図も素晴らしい。マスコミでも取り上げられ、ベストセラーになっている。山と渓谷社発行 2300円 ちょっと高い。

某月G日 春の七草はスズナ(カブ) スズシロ(ダイコン) セリ ナズナ(ペンペングサ) ハコベラ(コハコベ) オギョウ(ハハコグサ) ホトケノザ(コオニタラビコ)と昔祖母から教えられた。春の七草は1月7日に七草を入れたお粥を食べて、寒い冬を乗り越えるという昔からの言伝え。最近は八百屋やスーパーでセットとして販売されている。ハコベラは似かよった ノミノツヅリ ノミノフスマ ミミナグサ ウシハコベが混入していることがあるようなので一度植物図鑑等で調べてみると良い。秋の七草はクズ キキョウ ハギ ススキ オミナエシ ナデシコ フジバカマ。初秋の訪れを感じさせる地味な植物でもっぱら鑑賞用。最近ではクズ ススキををのぞき、自生の物が少なくなって里山で見かけることもない。

某月H日 丘の中腹に居する我が家の庭には色々な小鳥がやってくる。秋は柿の実やマンリョウの実を狙って、冬はひまわりの種を置くえさ場にやってくる。スズメ ヒヨドリは別にして最近の客は ジョウビタキ アオジ メジロ シジュウカラ アオゲラ コゲラ シメ ムクドリ オナガ ガビチョウ(篭脱け鳥) その他名前のわからない小鳥が数種類来る。新しい小鳥が来てくれるとその日はなにか得をしたような気分になる。(2007年1月末書き込み)

某月I日 登山仲間で、富士に登らぬバカと2度も登るバカがいるといった話を聞く。日本一の高い山に登らないとは山屋でない、バカだということ、2度も登るとはあの単調な坂道を延々と2度も歩くとはこれもバカということか。私は2度登ったが、天候が悪かったりしてお鉢めぐりがまだ未完成。また機会があったら登りたい。大バカ者といわれても。

某月J日 百名山踏破記念で、特製の日本タオルを作成し、お世話になった方々にお送りした。絵柄は春の七草と秋の七草を入れた。秋の七草のフジバカマだけはまだ野生のものにお目にかかったことがない。公園の花壇で見たものとは花色が違うようだ。ぜひ本物を見てみたい。

某月K日 地元のハイキングを楽しむ会に投稿した拙文です。「
ハイキングで出会う野生の果実」もちろん食べられるものばかりです。実物の詳細は植物図鑑等でお調べください。

ヤマモモ    常緑小高木。果実は直径1〜2aの球形で夏に赤く熟し、甘酸っぱい。

コウゾ     和紙の原料として古くから利用。花期は4〜5月、果実は6月頃、朱赤色に熟し、実は柔らかく、甘い。

クワ      クワの実は6月頃、熟すと赤色から濃紫色に変わり、甘味でジャム等に利用

カジノキ    落葉高木。古代から神に捧げる木として神社境内に多い。和紙の原料。花期は5月、集合果は直径2〜3aの球形。秋に朱赤色に熟す。うす甘く柔らかい。

ナツグミ    落葉小高木で庭木等にも利用。4〜5月、葉のつけ根に淡黄色の花が垂れさがって咲く。果実は1〜2aの楕円球形で6月頃赤く熟す。

オオシマザクラ   ソメイヨシノより少し遅れて咲くオオシマザクラの果実は直径1aぐらいの球形で赤黒く熟し、少し苦みがある。

ヤマボウシ  4個の白い総苞片が目立つ。果実は秋に赤く熟し、甘酸っぱい。

ガマズミ   5月、白い小さな花が多数集まって咲く。果実は6_ほどの卵形で完全に熟すと赤黒色で甘酸っぱい。小鳥の好物、もちろん食べられる。

モミジイチゴ   里山にふつうにみられる。葉がカエデに似ている。4月頃、白色の花が下向きに垂れて咲く。集合果はオレンジ色で甘酸っぱくて美味しい。

クサイチゴ  山野に生える落葉小低木。4月ごろノイバラに似た白い花を上向きにつける。葉は楕円形で先がとがる。集合果は1aほど、熟すと朱色で食べられる。

ナワシロイチゴ  日当たりのよい道端や土手に生える落葉低木。茎はつる状に伸び、6月ごろ枝先に淡紅色の花が咲く。集合果は直径1a大の球形で、7月頃赤く熟す。美味しいが、種が口にあたる。

コケモモ  高山の岩礫地などに生える常緑小低木。花は釣鐘型の淡紅色、秋に赤く熟す。甘酸っぱくて、ジャムや果実酒に利用される。

クロマメノキ   コケモモと同じような場所に生える落葉小低木。野生のブルーベリーのひとつで、果実は1aほどの球形で黒色に熟す。

ベニバナイチゴ高山性の落葉小低木。夏期、枝先に直径2〜3aの濃紅色の花が咲く。9月、ナワシロイチゴを大きくしたような集合果が赤く熟す。大変美味しい。